ポートメッセなごやで開催されたLiSAのライブに行きました。ライブ前には、熱田神宮を訪れ、あつた蓬莱軒でひつまぶしを食べました。名古屋での小旅行を楽しみました。
熱田神宮を参拝 宝物館と草薙館も拝観

名古屋に到着後、まずは熱田神宮を参拝しました。境内はとても広く、七五三の家族連れや国内外の観光客で賑わっていました。本宮まで歩く途中、木々に囲まれた参道の静けさや、由来などの説明パネルの充実などを感じました。
予備知識なしに訪れたので、草薙の剣と深い関わりがあるなど、歴史ファンにはたまらないであろう場所であることを、その場で知りました。ボランティアのガイドの方もおられ、おもしろい話を聴くことができました。
神宮内の施設である「宝物館」と「剣の宝庫 草薙館」も拝観しました。どちらも入館するなら、共通拝観券を購入するのがお得です。草薙館は刀剣好きにはオススメです。「刀剣乱舞」の影響か、若い女性も多く、熱心に展示を見る人が多かったです。
草薙館の隣は、売店もある広場になっており、おみやげを買ったり、スイーツを食べたりできます。皆さん参拝して、展示を見てお腹が空いたら、ここで休憩する流れのようです。神社なんですが、いろいろと楽しめて、観光スポットとしてすごくいいところでした。
あつた蓬莱軒でひつまぶしを堪能
熱田神宮の参拝を終えた後、「あつた蓬莱軒 本店」に行きました。「ひつまぶし」が目的です。「ひつまぶし」は、あつた蓬莱軒の登録商標とのことで、いわば本場の味を楽しむことができるのだと、かなり期待していました。結果、期待以上のおいしさでした。
本店は開店前から人がちらほら集まっており、入口でお店の方が予約表を持って立っていました。名前を告げると、〇時から来るようにと言われます。できるだけ早めに行かないと、この予約がどんどん埋まっていき、来店時間も遅くなってしまいます。
ちなみに、熱田神宮近くの神宮店は、長蛇の列でした。
ただし、予約さえできてしまえば、あとはその時間にお店へ行けば、確実に食べられます。入店後は、かなり効率的に人を捌ける流れ(システム)となっており、好印象でした。お客さんに無駄な時間や手間をとらせない、という意識を感じます。
席に案内されると、その席のある部屋専属のスタッフの方がおられるようで、その人が注文をとりにきたり、お茶を補充したりしてくれます。料理の待ち時間も長くなく、すぐに「ひつまぶし」を堪能できました。来た甲斐があると思える美味でした。
「ひつまぶし」のおいしさ自体もですが、お店のシステマティックさが素晴らしいと思いました。人気店で、大量の来客があるからといって、何も考えずに受け身にならず、効率的にお客さんに出入りし、食事していただこう、という意志が感じられてよかったです。
ひさしぶりのLiSAのライブ ポートメッセ名古屋は初

食事後は、メインイベントであるLiSAのライブ参加のため、ポートメッセ名古屋へと向かいました。LiSAのライブ自体は、過去に何度か経験がありますが、今回ひさしぶりだったため、とても楽しみでした。
一方で、会場のポートメッセ名古屋は初めての場所でした。港にあるだけあって、非常にスペースが広く、移動は少し疲れます。ライブ会場というよりは、どでかい倉庫という印象で、これまでに行ったことのあるところとは、かなり雰囲気が違うと感じました。
港にありがちな、やや物寂しい場所なので、コンビニは会場近くに1つある程度です。食料や飲み物の補給は、来る前に済ませた方が無難な場所だと思います。そんな感じで、ポートメッセ名古屋は、私としてはかなり趣の異なるライブ会場だった印象です。
ライブ自体は、とてもよかったです。今回のセットリストは、けっこう意外性があったというか、「それをやるのか!」という驚きもありました。カクテルをテーマにして、お客さんを巻き込んで一緒に盛り上げていくスタイルが、とても楽しかったです。
ライブ前も感じましたが、ライブ終了後に引き上げていく人たちを見て、LiSAのファンは年齢層が幅広いな、と思いました。昔は若い人ばかりだった印象ですが、近年の鬼滅関連楽曲の大ヒットにより、間口が広がったのかなと想像します。
そんなことを考えながら、名古屋を後にしました。五感がとても満たされた小旅行でした。