Kindle Unlimitedで、竹之内教博さんの無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語を読んだ。
「りらくる」創業者の竹之内さんの経営者としてのこれまでとこれからや、ビジネスを成功させるための仕組み化やマインドなどについて書かれた本だ。
タイトルはキャッチーだが、中身はいたって真面目で、竹之内さんの半生を追体験しながら、仕事や企業経営で成功を収めるための考え方や行動指針が学べる。
各章ごとに「第〇章からの学び」と題して、箇条書きでその章のエッセンスがまとめてあるので、読了後もこの部分だけを見返せば効率がよいと思う。
特に「なりたい自分になったつもりで行動する」という言葉が印象に残った。また、経費・会議のムダを考え抜いてなくしていく、思い込みに囚われないといったことが大事だと知れた。
読んでいて感じたのは、とにかく貪欲な方だな、ということ。私はここまで前向きになれない。だからダメなのだろう。読み終えて、自分の人生への向き合い方に反省した。